月極駐車場を探すなら「いえらぶパーク」

自動車検査証とは?どこで申請するの?

 

自動車検査証の見本

自動車検査証と言われても、ピンと来ない人がいるかもしれません。
一般的には、自動車検査証は車検証と省略して呼ばれることが多いため、車検証の方がわかりやすいと思います。

自動車検査証は、自動車や一部バイクの自動車検査登録制度(一般的に車検と呼ばれるものです)の検査のときに、自動車などを整備してくれた会社が、代理で自動車検査証を取得してくれる場合がほとんどです。
そのため、自動車検査証の中を見なかったり、内容まで知らなかったりするという方が多いのではないでしょうか?
しかし、実は自動車などを走行しているときには、必ず携行しないといけない大切な書類なのです。

内容があまりわからないという方のために、■ 自動車検査証とはそもそも何なのか?どんな内容なのか?などを紹介します。

自動車検査証とは

自動車検査証は、自動車検査登録制度における自動車(総排気量250立方メートルを超える自動二輪車を含む)の所有者や使用者を公に証明したり、当該自動車が検査の時点で自動車保安基準に適合したりしていることを証明する公文書のことです。

登録された自動車や総排気量250立方メートルを超える自動二輪車については、国土交通大臣が届出や登録の管理、自動車検査証の交付を行い、自動車技術総合機構が検査を行います。
軽自動車においては、使用する住所を管轄する軽自動車検査協会が交付や検査、届出管理をしています。

自動車検査登録制度における検査の結果、検査内容に問題がなければ、自動車検査証が発行されるのです。

自動車検査証発行時に、検査標章(ステッカー)も発行されます。
検査標章とは、車に貼るシールのことです。

自動車検査証と検査標章の発行には時間がかかるため、発行されるまで検査標章の仮シールである、保安基準適合標章を自動車などに貼ることになります。
この保安基準適合標章は、国土交通省の指定整備工場で発行されます。
正式な自動車検査証と検査標章ができるまでの間、自動車検査証と検査標章の代用として使用できるものです。

保安基準適合標章の使用期間は2週間と定められていますので注意ください。

なお、■ 自動車検査証や保安基準適合標章には罰金が科される事項も法律で定められているため、併せてここで紹介します。

自動車を運転するときには、有効期間内の自動車検査証と自動車損害賠償責任保険証を携行しなければいけません。

自動車検査証を携行せずに自動車を運転した場合、50万円以下の罰金が科せられます。
また、検査標章が届いたのにも関わらず、保安基準適合標章のまま自動車などを走行していると、50万円以下の罰金が科されます。

どんな内容が記載されているの?書類の見方を解説

2008年11月4日より自動車検査証(車検証)の種類が以下の2種類になりました。

※所有者情報(赤線部)の記載位置が違いますのでご注意ください。
車検証には以下のような自動車の情報が記載されています。

ここでは基本的な車検証の見方をご説明します。

  1. 車両番号:ナンバープレートの内容が記載されます。
  2. 初度検査年月:陸運局に登録された日が記載されます。
  3. 自動車の種別:「軽自動車」「小型」「普通」「大型特殊」のいずれかが記載されます。
  4. 用途 :「乗用」「貨物」「乗合」「特種」のいずれかが記載されます。
  5. 自家用・事業用の別:「自家用」「事業用」のどちらかが記載されます。
  6. 乗車定員 :その車に乗れる定員で、車種によって変わります。
  7. 車両重量:空車時における(ガソリンなどは満タンと仮定)車の重量のことです。
  8. 車両総重量:⑦車両重量に加え⑥乗車定員の人数と最大積載量分の荷物を載せた重量のことです。
  9. 車名:自動車メーカーの名前が記載されます。
  10. 所有者・使用者:所有者情報などが記載されます。
  11. 有効期間の満了する日:車検の有効期間の満了日が記載されます。

  

引用元:国土交通省 車検証見本をもとに筆者が作成 https://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/content/000176963.pdf

申請はどこでするの?

自動車検査証の申請先は運輸支局か自動車検査登録事務所での申請をします。
なお、自動車検査証の再交付、住所変更手続き、自動車検査証の返納証明書の取得手続きも運輸支局か自動車検査登録事務所で申請を行います。

例として普通自動車の自動車検査証を再発行するときの必要書類を記載しますので参考にしてください。

■ 申請書

  • 手数料印紙 300円
  • 自動車検査証(破損したものがある場合)
  • 理由書(紛失、盗難により返納できない場合)
  • 使用者の印鑑
  • 委任状(代理人が手続きする場合)
  • 使用者または代理人の本人確認書類
まとめ

自動車検査証について説明しましたが、内容について知らなかったり、携行してなかったりすると、罰金が科されることを、知らない方もいらっしゃったのではないでしょうか?

自動車検査証は自動車や一部のバイクが適法に運用されているか、その所有者は誰なのかを公的に証明する大切な書類です。
万が一紛失した場合などは、すぐに運輸支局か自動車検査登録事務所で再発行を受けるようにしましょう。

会社名:いえらぶパーク
サービス名:QRsign
駐車場管理業務「丸投げ」サービス
月極駐車場の簡単契約サービス【利用者向け】