仲介業者と管理会社はどう違うの？

2022-04-12 基礎知識

不動産売買会社、不動産仲介会社、不動産管理会社、不動産デベロッパーなど不動産に関連する企業はたくさんあります。
しかし、どの不動産会社が何の仕事をおこなっているかわかりづらいこともあります。
会社の名称が違うのにも関わらず、一部、同じ仕事をしているためです。

不動産売買会社は土地を購入して、購入した土地に自社の利益を乗せて販売しますし、不動産デベロッパーは土地を購入し、大規模開発をおこない利益を上げます。
不動産売買会社と不動産デベロッパーは不動産を購入するという、仕事の入口が一緒なのです。

こういう面があるため、不動産の会社は何をおこなっているのか良くわからないと言われます。
不動産仲介会社＝不動産仲介業者と不動産管理会社もよく混同されてしまう不動産会社です。

■ ここでは不動産仲介業者の役割や不動産管理会社の役割の違いをあげ、不動産管理会社について詳しく解説いたします。

仲介業者と管理会社の違いとは

まず、不動産仲介業者と不動産管理会社との違いを説明する前に、大家さんの存在に触れなければいけません。
不動産管理会社は大家さんがしなければいけない仕事を、大家さんに代わりおこなう不動産会社だからです。

大家さんとは個人、法人を問わず不動産を貸して、不動産を貸すことで収入を得る人のことを指します。
大家さんの主な仕事は以下のとおりです。

など大家さんの仕事は多岐にわたります。

大家さんの仕事は専門性が高く、個人ではおこなえないような業務が多いため、大家さんのほとんどは不動産管理会社に仕事を委託します。
不動産管理会社は大家さんに代わって、大家さんの仕事をおこなう会社なのです。

■ 次に不動産仲介業者についてご説明いたします。

不動産仲介業者とは大家さんと入居希望者とを結びつける不動産会社です。

不動産仲介業者は大家さんから入居者を探してほしいと依頼を受けて、自社のホームページやチラシ広告に大家さんの不動産情報を掲載し、広告活動をおこないます。
広告により発見できた入居希望者を、大家さんから依頼された不動産に案内します。

そして、入居希望者が借りることを決めたのち、入居希望者の審査をおこない、大家さんからも許可をもらったうえで、不動産の賃貸借契約の説明、締結までおこなうのです。
また、賃貸借契約の他に、入居希望者の火災保険や地震保険などの手続きもおこないます。
これが不動産仲介業者の仕事です。

不動産仲介業者が不動産管理会社と間違えやすいのは、不動産仲介業者が不動産管理会社の仕事も引き受けている場合が多いからです。

管理会社の主な役目・収入源

不動産管理会社の主な役目は大家さんの仕事の代行です。

先ほど述べた大家さんの仕事は専門性が高く、大家さんが実際におこなうことはとても難しい仕事です。
そのため、大家さんは自分で大家業＝不動産管理をおこなえないと判断して、不動産管理会社と管理委託契約を締結します。

管理委託契約に基づき不動産管理会社は、管理を委託された不動産の管理の仕事をおこないます。
不動産管理会社の収入源は、大家さんと締結する管理委託契約の委託料です。
入居希望者からもらった賃料の一部を不動産管理会社が差し引きして、残りを大家さんに渡すという形が多い形態です。

大家さんとしてみれば、専門性の高い、難しい仕事を引き受けてくれて、質の高いサービスを入居者に提供できるため、ありがたい不動産会社といえます。

このように解説していると、住宅を貸している大家さんや住宅を管理している不動産会社を思い浮かべる方が多いと思いますが、駐車場を不動産管理会社に管理委託しているなどのケースもあります。

管理会社向け！いえらぶパークが提供する管理システム【QRsign】

大家さんから委託を受けている不動産管理会社も、委託されている業務が多く煩雑化しているため悩んでいる会社も珍しくありません。
そこで、他の会社のシステムを導入し、不動産管理会社は仕事の効率化を図っている会社も出てきています。

その代表例が、駐車場管理の画期的なシステムを導入しているいえらぶパークのQRsignというサービスです。

駐車場の管理をしているとどうしても入退去が多いため、仕事量も増えてしまいます。
数多くの電話、数多くの来店、数多くの入居手続き・解約手続き…

しかし、QRsignなら駐車場管理の仕事量を削減できます。
なぜなら、入退去から契約まですべてオンラインで済んでしまうからです。

■ 契約書関連はAdobe公認の電子書式で書類の改ざん防止やセキュリティー対策

■ 駐車場料金の引き落としや初期費用の決済もでき、滞納保証付帯も可能

■ 1ヶ月あたり、8割～9割の業務時間削減も可能なサービス

詳しくは、いえらぶパークまでお問い合わせください！