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夏の炎天下での駐車は対策必須!早く車内温度を下げる方法などをご紹介!

炎天下にさらされる車のフロントガラス

夏の炎天下の中、車を駐車しておくと車内の温度はものすごく高くなります。
車内に携帯電話などの電子機器を置きっぱなしにしてしまうと故障してしまう恐れがありますし、
冷却スプレーや炭酸飲料を車内に放置していると爆発する可能性もあります。

また、あまりにも高温になったりすると、
ダッシュボードやハンドルなどの劣化や色あせなども引き起こします。
フロントガラス部分に物をいていたりすると溶けて、固着してしまったりすることもあります。

このようなことが起きたり、車へのダメージを防いだりするために、
夏の炎天下で駐車するときには、車内温度が上昇しにくくする対策をしておくと良いでしょう。

■ 本記事では、夏の炎天下で車内温度がどこまで上がるのか、
車内温度を抑える方法、上がってしまった車内温度を早く下げる方法を紹介していきます。

夏の炎天下で車内温度はどこまで上がる?

2022年7月にJAF愛知支部でおこなわれた実験によると、
気温34℃の直射日光が当たる場所に車を放置したところ、車内温度はたった20分で40℃まで上昇しました。

このときの実験はここまでで終えていますが、
過去の実験では車内の温度が80℃まで達したこともあったそうです。

80℃ともなると冷却スプレーや炭酸飲料などが爆発する可能性もあり、
車内に残しておけないものなども出てきます。
チャイルドシートなどの取り付け金具やシートベルトの先端などもかなりの高温になり、触れるとやけどをすることもあるため注意が必要です。

また、ボンネットの温度を測った実験では、
黒色のボンネットは80℃、白色のボンネットは60℃になったそうです。
車内を閉め切らずとも車体温度が高温になるため、
窓を空けていても夏の炎天下の車内は熱中症の危険があるということです。
閉め切った車内にいる場合は、熱中症程度の話ではなく命の危険にさらされてしまうため、
どうしても車内に残らなければいけないときは、必ずエアコンを付けるなど対策をしましょう。

車内温度が上がらないよう対策

夏の炎天下で駐車するときに、屋内の駐車場に駐車できるときは屋内を優先しましょう。
直射日光が遮られるだけで車内温度が上がりづらくなります。

屋外で駐車することが多い場合は、サンシェードや遮熱性のカーフィルム、車体カバーなどのカーアイテムを購入し、取り付けたりすることで車内温度を抑えていきます。
これらのカーアイテムは、ホームセンターやカー用品店などで売られているため簡単に手に入ります。

なお、遮熱性カーフィルムを貼り付ける場合は保安基準に抵触していないか注意が必要です。

保安基準とは、路運送車両法で定められた技術基準のことで、
特定の場所に貼り付けるフィルムは70%の透過性がないと違法になります。
これは透過性の低いフィルムを貼ると視認性が低下し、運転に支障をきたす可能性があるからです。
また、あまりにも濃いフィルムを貼っていると、警察に検挙されてしまうこともあるため注意が必要です。
後側サイドガラスやリアガラスは保安基準規制の対象外ですが、
あまり濃いフィルムを貼るのは危険なためやめておきましょう。

上がった車内温度を早く下げる方法

炎天下の中駐車し車内の温度が上がってしまったときには、車内温度を早く下げたいと誰でも思うものです。
ここからは、運転前に車内温度を下げる方法と運転直後に車内温度を下げる方法を紹介していきます。

運転前に車内温度を下げる方法は、次のとおりです。

1. 助手席側の窓を全開にする
2. 運転席側のドアを何度か開け閉めする


このような行動をすることで、車内の空気の循環を促します。

次は、運転直後に車内温度を下げる方法を紹介します。
運転直後に車内温度を下げる方法は、次のとおりです。

1. 窓をすべて開ける
2. エアコンは外気導入にして最大風量にする
3. 数分経過したら窓を閉め、エアコンを内気循環に切り替える


車内の温度を下げることでエアコンの稼働効率もあがり、
車にかかる負担が少なくなるというメリットもあります。

まとめ

車を夏の炎天下の中で駐車すると、車内が高温になり車に負担がかかってきてしまいます。
温度がかなり高くなるため、冷却スプレーや炭酸飲料が爆発する可能性もあり、車内には置けないものが出てきます。

最近、コロナウイルス対策のために消毒液を持っている方もいるかもしれませんが、
消毒液はエタノールが入っており液体が高温で気化した場合、
車内にエタノールが充満しタバコなどで引火する恐れもあるため注意が必要です。

車内温度を抑える方法としてサンシェードを設置したり、
遮熱性フィルムを窓ガラスに貼ったりするという方法があります。
これにより車内温度が抑えられ、運転開始時のエアコン効率を上げてくれます。

上がってしまった車内温度は、
運転前に助手席の窓を全開にし運転席のドアを何度か開閉することにより温度を下げます。
また、運転直後には外気導入をしたエアコンを最大風量にし、数分経過後に内気導入に変え窓を閉めると効果的です。

夏の炎天下の車内温度対策をし、車を長持ちさせ、安全に利用していきましょう。


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